【5年生】参観向け スピーチの単元

仕事

コロナ対応で授業参観ができるかどうかわからない2月中盤。

授業参観があろうがなかろうが、見ていただく内容の授業を準備はしないといけません。

1年間で最後の参観授業では、1年間の成長をお家の方々にも観ていただきたいものです。

そこで、例年スピーチの授業を構成しています。

堂々とスピーチする姿を見てもらい、最高学年への期待を高めてもらいたい計画です。

今回は、教科書をベースとした授業構成をまとめてみました。(引用:提案しよう、言葉とわたしたち@光村図書)

参観授業の準備で終われる先生の役に立てれば幸いです。

提案したいことを決める(1時間目)

学級で取り組んできた「言葉の使い方」について、自分たちが課題だと感じていることを書き出し、解決するための方法を話し合う。

  • 敬語の使い方
  • チクチク言葉を使ってしまう
  • 「ありがとう」を言わないことがある
  • あいさつが小さくなってしまう

など、子供たちの言葉を中心に自分たちが「言葉の使い方」でうまくできていないことを話し合っていきます。

提案するための情報収集をする(2・3時間目)

提案したいないように関連して、現状を調べたり、根拠となる情報を集める。

  • アンケートをとる。(他の学年にも調査する)
  • インタビューをする。(他の先生方やお家の方に聞いてみる)
  • インターネット、本から情報を集める。(事実や実態を調べる)

この段階で、個人差が大きくなってしまうことが多いので、グループ活動もしながら3人程度の小ユニットで活動することが大切だと思います。

提案することがまだ明確に決まっていない子供もきっといるので教師が寄り添いながら、自分たちにあてはまる課題を見つけていくことも大事です。

最終的に、子供たちが一人一人が自分で問題を見出し、改善策を模索することだできたという状況を教師は作っていきたいところです。

スピーチの内容・構成を考える(4・5時間目)

3人のユニットで話し合いながら内容と構成を考えます。

いつも活用するのは、ノートにスピーチメモを作ります。

提示する資料の概要もノートにまとめますが、細かいことを作り出すとスピーチ練習の時間があまりとれないので簡単に作るようにだけ指示しています。教科書会社がワークシートもつくってくれているので時間があまりない人はワークシートをどんどん使ってみてもよいと思います。

ユニットで話し合う時も以下の点ができているか確認するようにします。

  • 事実と考えを分けて話せているか。
  • 効果的な資料となっているか。(タブレットを活用)

スピーチの資料をつくる(6時間目)

教科書は画用紙を活用していますが、近年、一人一台端末が当たり前になっています。

パワーポイントを活用することで、正直、画用紙よりも個人差を少なく、見やすく作れます。

また、教師のフォローもしやすいです。グループで資料を作りながら、最終回のスピーチ大会に向けて準備を整えていきたいところです。

お家の方にも、資料を自分たちで作って発表に活用している様子を見てもらうことができますね。

スピーチの練習をする(休み時間&宿題)

いつも学級だよりなどで、頑張っている児童を取り上げます。クラスに広がるといいのですが、全員がすることは求めていません。あくまでも自分で頑張る児童が増えていけばと願っています。

スピーチをする(7時間目・参観日)

練習の成果をお家の方の前で見てもらい、無事に授業終了という形にしたいです。

最後に、感じたことをお家の方にも話していただきながら、温かい雰囲気で授業の幕を下ろすことができればと願っています。

本日から、1時間目をスタートしようと計画しています。今回、まとめたようにうまく進んでいけばよいのですが…

スピーチは個人差がとてつもなく出てしまいます。

教師の力で全員が「自分でできた!」と感じられるスピーチにしていきたいと思います。

今日も一日、充実した日になりますように。

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