【生徒指導担当】始業式で何を話していいか困ったら…

仕事

生徒指導係になって、3年が経ちました。

コロナで児童の前に立つ機会は減っていますが、全体を代表して話す機会が多いのがこの係。

私は、とっても苦手です…

始業式や終業式などで子供たちの前で話すことがあります。

最初は何を話していいのか…困ったものです。今も困っています…

しかし、本にもあまり載っていない…ネットにもあまり載っていない…

自分が困ったので、これまで話した内容をまとめてみました。徐々に紹介していきます。

【始業式での話】(2分程度で指導完了目標)

①統率しながら話を聞く雰囲気を作る。

全員起立。

ハンカチを持っている人は座りなさい。

学校にはたくさんのルールがあります。

持ち物を正しく準備するのも1つのルールです。

ルールは必ず守ります。

明日から準備できる人は座りなさい。

②ルールは「自分を守るため」にある

ルールは何のためにあるのかわかりますか?

自分を守るためです。

ルールは何のためにあるかわかりますか?
⇒全校生にそろえて言わせる。

そうです。ルールを守ることが自分を守ることにつながります。

教室には「小学校の約束」「遊びの約束」が貼ってあります。

ここにあるルールを全部守れば、絶対に危ない目にあうことはありません。

必ずルールを守りましょう。

③生活の約束をクイズ形式で確認する。

小学校の約束には、「遊び」についても書かれています。

では、クイズを出しますね。まずは、〇×の練習です。

〇の時は…(せーの)〇。(頭の上で大きく丸を作る。)

×の時は、同じように×を頭の上で作るんですよ。

では、第1問…(3問ほどクイズを考える。)

この他にも、たくさん楽しく過ごすためのルールがあります。

新しい学年のスタートです。ルールを守って楽しい1年になることを祈っています。

④まとめ

最後に聞きます。

ルールは何のためにあるのですか。

⇒自分を守るため。

そうです。自分を守るためです。

自分を守るために学校の色々なルールを守っていきましょう。

という形で、「ルールを守る=自分を守る」という展開を心がけて全体指導をしてきました。

しかし、今振り返ってみると、ルールでがんじがらめにする教育もどうなのかと…

先日、齋藤孝さんの「賢い子に育てる 最高の勉強法」という本の中に書かれていました。

教育とは、やるべきことを強制的にでもやらせることが基本

確かに、やるべきことをきっちりさせることも教師の使命だと改めて考える機会になりました。

多少、強引な全体指導になるかもしれない。

しかし、守るべきことを守ることも大切なことです。

自分でまとめたことを大切にして、GW明けからも精進していきます。

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