チャイムが鳴っても、まだ、延々と話している授業を目にすることがあります。
だいたいそんな教室は教師が一生懸命に話して、子供は置いてけぼり…なことが多いです。
こんなことを繰り返していると、学級は崩れていきます。
今日は、時間を守る大切さについてまとめました。
さて、おそらく、多くの教師が子供たちに「時間を守りなさい」と声をかけているはずです。
しかし、日本全国、お話し好きの先生による延長ライブは、コロナ渦でも続いていることでしょう。オンライン授業で自分から離脱ができるならいいのですが、子供としては自ら離脱できないのが授業の苦しいところであります。
私は、「全人類、男にも女にも、金持ちにも貧乏人にも、総理大臣人にも生まれたての赤ちゃんにも平等にあるものがあります…時間です。」という話を4月から延々と話し続けています。
「時間を大切にできない人は相手を大切にしていない人です。」
とまで指導を続けています。
ですので、授業の終わりは必ず守っています。
授業のスタートに関しては、基本的にはチャイムと同時にスタートします。しかし、他の学年や学級への対応が発生することがあるのでごく稀に遅刻することはあります。そんな時は、素直に「ごめん」と子供たちにあやまっています。(遅れてくることはたまにあるので、そんなときに自分たちで自習しながら静かに待てていたら、かならず褒めるようにしています。)
さて、どうやって授業の時間を必ず守っているかというと、方法はとっても簡単です。
とっても、シンプルですが、これだけです。残り15分ぐらいになったらできることを逆算して、必ずゴールの時間を整えます。
振り返りを書いたり、授業の感想を発表させることができれば時間は調整できるはずです。
最後まで、教師が嬉しそうにまとめの話をしていても、チャイムが鳴れば子供のスイッチは完全に切れます。教師が研修を受けていても時間が過ぎたらイライラしてくるのと一緒です。
毎日、「時間を守ろう」と声をかけている教師だからこそ、時計をきちんとみて時間を守る姿勢を示したいですよね。逆に示せないなら、「あの先生は口だけだ」と思われても仕方ないです。そうなると信頼が崩れて学級崩壊への足掛かりとなってしまします。
余談ですが、時間を守る姿勢として、働く時間も守るように私はしています。
17時が退勤時間ですが、16時30分までは自分の仕事を教室で済ませて、残りの30分は学校のことに充てるように働いています。自分のことだけだと職員室で浮いてしまい、働きにくくなってしまいますので、周りのことにも30分間は手を付けるようにしています。
そして、17時になればさっそうと帰っていくということにしてます。
どんな時でも、時間を守るくせをつけていると学級運営も私生活もよい波に乗れるようになると思います。
今日も時間を意識して、一日、充実した日になりますように。
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