【教師の働き方】育児時間のすすめ

日常

勤務時間がたびたび話題になる教師です。

業務削減などをネットで調べようとしても、指導法がたくさんありすぎて困ってしまいます。

30代~40代の教師は、自分の子育てとの時間もかかってくるケースもあります。

私も、家事と学校業務に追われ、朝6時に家を出て、子供の寝顔しか見ていない状態でした。

しかし、とある制度を活用して劇的に生活が変わりました。

その名も「育児時間」制度です。

1日90分の勤務時間短縮が行え、さらに給与は減給されません。

育児時間」を申請してから、15時台に退勤をすることもでき、家族との時間も増えました。

そこで今回は、「育児時間」について解説します。

育児時間制度とは?

子どもを育てるために、勤務時間を短縮できる制度です。

具体的に私は、90分間、勤務時間を減らしてもらっています。

育児休業のソフト版のイメージを私はもっています。

男性の育児参加が話題になる昨今、多くの男性教師が申請すべきだと考えています。

なぜなら、担任を任されることが多い小学校教師が育児休業のような長期間適用される育児休暇を申請するのは今の職環境だと非常に難しい現状があるからです。

この現状を調整するには、非常に上手な根回しを管理職を中心にしておく必要があり、現場にも結構な負担を与えてしまうことがあるためです。

その点、育児時間は現場への負担も少なく、家族への支援もしやすくなります。

どうやって取得するか…

育児時間を取得するためには以下の条件が必要です。

  • 産後休暇(産後8週間)終了の日の翌日から1年間
  • 1日2回、朝45分、夕45分(連続で90分の取得も可能)
  • 男性職員の取得も可能(夫婦で同じ時間帯は取得できない)

このように、申請できる期間は奥さんの産休が終了してから、1年間限定となります。

わたしは、1人目のお迎えの関係で夕90分を管理職と相談し、承諾をいただきました。

朝は、授業があって調整するのは大変ですが、夕90分ですと授業はすべて完了しています。

ですので、他の教師に少し負担はかけますが、教室の施錠などはお願いしている状況です。

申請してみて変わったこと…

90分、勤務時間が減るので、絶対にやらないといけないことを判断する力が上がりました。

教師の仕事は「終わりなき旅」だと私は考えています。

こだわりだしたら、自分で終わりを決めない限り終わりはありません。

パレートの法則にもありますが、仕事の8割の内容は、2割の時間で完了しているものです。

私も、絶対にやらないといけないことは、子供に関わることのみと、自分で定義づけしました。

その他のことは、ちょこっと手を付けて他の教師に助けてもらっています。

このように、育児時間を申請することで、自分の生産性も向上したと思います。

是非、子育てで時間に追われている方がいたら、制度の活用を検討いただければと思います。

今日も一日、充実した日になりますように。

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