「自分でまずは考えよう。」と親や教師は子供たちによく話します。しかし、言ってるいる本人たちも「考え方」を勉強するチャンスはあまり多くはなかったと思います。そんな考え方をとても分かりやすくまとめてくれた本と出合ったので紹介します。
著者の柿内さんはとてつもない辣腕編集者の方です。これまで企画した本の累計発行部数は1000万部以上、10万部を越えるベストセラーは50冊以上も世に出されているようです。(あぁ、もう別次元の人…と思われるかもしれませんね。)
そんな柿内さんが、凡人でも読めるようにわかりやすくまとめてくれています。中でも私が一番突き刺さったワードはこちら!
オリジナル=マネ×マネ×マネ
もちろん「パクリ」はNGだとも書かれているのですが、「マネ」は価値のある行為だと考えられています。また、マネの数は多いほどオリジナリティが高いともまとめられています。
子供たちにも「学ぶ」は「真似ぶ」、と指導を続けているのでとても共感できました。
教師という生き物はどうしても自分でオリジナルを作りたがる生き物だと感じています。教師をして勉強していると色々な指導法が出てきますが、はっきり言って0から生み出す真新しい指導なんてありません。
改めて、マネることが大切だと感じる1冊でした。そして、ただマネるだけでなく、「マネを組み合わせてオリジナルにしていく」この行動こそが人生を豊かにしていく習慣だと思います。
何をしていいかわからなくなったときは、経験者のナマの声を聞き、自分が知らなかったことをたくさん教えてもらうことを大切にする。
オリジナル=マネ×マネ×マネ
が、突き刺さったキーワードでした。
この他にも…
・ずらす法
・かけあわせ法
・すごろく法
・キャッチコピー法
などなど…
その他にも、たくさんの思考法やトレーニング方法がまとめられていました。子供たちへの指導にもつながる良書です。
是非、思考法で困っている教師や保護者の方がいらっしゃったらおすすめです。
最後に…
考え方をたくさん紹介している本書ですが、まとめ近づいた最後の方にこんな言葉がありました。
結果=考える技術×考える時間×行動
「ググぐ…たしかに…」
と、うなりました。やっぱりどれだけ考えても、行動しないと結果は0となってしまいます。
インプットばかりにならないように注意してアウトプットもしてこうと反省しました。まだまだ力不足ですが、自分で動き回って、成長していける教師を目指して今日も一日頑張ります。
皆様にとっても、今日が充実した日となりますようにm(_ _)m
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