5年生の理科も先日の授業で実験関連は完了しました。
子供たちから出てきた「問題」を自分たちで解決していく流れはできましたが…
自分から取り組んでいるどんどん取り組んでいける子もいれば、流れに乗るしかできない子もいるのが現状です。
どの子も前のめりで取り組める学級を目指しているのですが、なかなか難しいです。
何を変えていけばよいのか日々模索の日々ですが、悶々としていても日々は進んでいくので、今回の実践を自分なりに振り返りました。
板書(電磁石を強くするにはどうすればよいのか?)
行事等の関係、シンプルさを追求、という観点で2回に分けて実験しました。
板書は2日分です。いつも詰め込みすぎてしまって定着不足な感じがしていました。分けてみるとふりかえりもしながら、思考がこんがらないのでいつもよりスムーズにできました。
鉄心を大きくするという意見が出たのに少し戸惑いましたが、子供たちも自分たちなりにやり方を考えて取り組んでいました。
①電磁石を強くするにはどうすればよいのだろうか?(電流を強くするバージョンの板書)
②電磁石を強くするにはどうすればよいのだろうか?(コイルの巻き数、鉄心を大きくする 板書)
子供たちが、「電磁石パワーはどうやったら高くなるか?」「電磁石を強くするには?」というような声が導入時に出てきました。その声をもとにして問題作りをしているので授業の流れとしては非常に取り組みやすかったです。
条件制御の観点でも、変える条件、変えない条件を確認しながら実験方法を自分たちで考えていたので良かったと感じています。
前半の授業では、電源装置をあえて使わなかった効果があり、子供たちから電流の強さがそろっていないという視点が出ていたところに成長を感じました。
反省点&改善点
板書の汚さを筆頭に直すべきところはしこたまあるのですが、自分なりに特にもう一度できるなら…
「ここを治すぞ!」という点を箇条書き。時間対効果も含め検討してみます。
【もう一度、授業ができるなら…】
- 視覚支援が少ない
- 結果のまとめ方
- 鉄心の大きさについて
視覚支援が少なく、普段の業務に追われて準備ができなかった。
実験の手順などをイラストでしめすか、実物などで演示する工夫はできたので直していきたい。
結果のまとめ方については、教科書の表を参考に作ったが見にくくなってしまいました。
最後に、鉄心を大きくする実験です。これは、引き付ける部分がグループによってバラバラになってしまったので結果が不明瞭になってしまった。実験をすること自体は良いかもしれないが、考察するときに思考がぶれてしまうので微妙だなぁと感じました。
最終的には生活と結び付けながら、モーターやリニアモーターカーなどについても学べたので個人的には楽しくできました。
とにもかくにも、年度末の忙しい中、ドタバタと授業をしてしまったことが最大の反省。
時を戻せず、一発勝負なのがつらいところです。
今回の反省を、次回…いつかはわからないですが、活かしたいです。
残り15日で今年度も終了です…今日も一日、充実した日になりますように。
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