さぁ、来週から授業がスタートします。今年は5年生を担当しています。
いつも新学期が不安に私はなります。夏休みでゆるんだ子供たちに向けて、もう一度リセットして立て直していく必要があるからです。無秩序で教師だけが空回りする11月を絶対に迎えたくないので、9月からもう一度、秩序の種をまきながら子供たちに「できた!」「やった!」「やるぞ!」の芽を育てていきます。
とりあえず、2学期の国語のスタートは「からたちの花」という詩からスタートしていきますので授業の流れを作ってみました。基本的には、国語だったら同じ流れで構成しているので物語でも説明文でも同じになります。いつも一緒の方が子供たちにとってもストレスなく取り組めますものね。(教師も準備が少なくて済みますし(^^♪)
国語「からたちの花」授業の流れ
①教師の後に、全員で音読する。(1行ずつ交互に)
②1人で3回読む。(立ち上がって読む、読み終わったら座って読む)
③「この詩は何連ですか?」と発問する。
④この詩を読んで、おかしいぞ?と思った書き方の部分をノートに書く。
⑤疑問についてグループで話し合う。
⑥子供たちから疑問がでなかったら教師の深めたい質問をする。
・最初の「白い花」と最後の「白い花」は同じ花ですか?
・「泣いた」のはうれしくて泣いたのですか?悲しくて泣いたのですか?
⑦振り返りをノートに書いて終わる。
流れを書くとあっという間です。しかり、二学期の最初の授業ですのでできるだけ子供たちの「やった!」「できた!」のチャンスをたくさん拾っていきたいですね。
私だったら、以下の点でほめて・ほめて・ほめまくります。
①追い読みの際に、声の張りがある子をほめる。(マスクがパカパカしている子供)
②すわってからも、音読を続けている子をほめる。(1学期のことをよく覚えている!)
③積極的に発表している児童をほめる。(最初の授業からやる気が違う点が素敵!)
④ノートにどんどん書いている姿をほめる。(5年生だから5個は超えてほしい!)
⑤話し合いの時に積極的に友達と話している。(1学期のことをよく覚えている!)
⑥自分の意見を友達や先生に伝えいる。(間違えなんか気にしない素敵な姿勢!)
⑦ノートにぎっしり書いている。(学級便りで取り上げます(^^♪)
と、思いつくままに書いていますが、学級崩壊をふせぐためには…
「頑張っている子が正当に評価される」という点がとてつもなく大切です。頑張っているけど先生は見てくれない。頑張っても仕方がない…なんてなってしまうからどんどん子供は離れていくと思うのです。
大人も一緒ですよね。学校の為になると思って1人頑張っていて、誰も気づいてくれなかったらさみしい気持ちになるものです。逆に声をかけてもらったら、またやるぞ!と燃えてきますものね。
今日は、一発目の授業のことを徒然なるままに書いていきました。学級崩壊をふせぐためには、子供たちが光る必要があるということは不変だと思います。ちょっと先生たちの準備は大変ですが、9月頑張れば、バラ色の2学期になると思います。
ちょっとの頑張りで素敵な2学期に。
今日も一日、充実した日になりますように。
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