【良書・要約】自分だったら誰と会うだろう (ツナグ/辻村深月)

家族
Hands protecting fetus.

心がザワザワしているときに読書をすると落ち着きます。特におすすめは、「明日がよくなる系」の1冊です。今回は「ツナグ/辻村深月」をおすすめします。

年間400冊ほど読書していますが、そんな中でも「ツナグ/辻村深月」は自分が生きていることを改めて考えるきっかけをくれます。

人生の目的なんて人それぞれ違うと思いますが、「楽しく、周りの人に感謝して過ごしたい。」と私は考えています。死を考えることは普段ありませんので今回は、「ツナグ/辻村深月」について詳しく解説します。

あらすじ

 死者との再会を叶えてくれる「使者(ツナグ)」が主人公。OL、自営業者、女子高生、会社員…死者との再会を希望する、どこにでもいそうな登場人物。自分と変わらない普通の人達が、ツナグを通して死んでしまった会いたい人と再会します。この、非現実的なストーリーが自分の人生を振り返る機会を作ってくれました。

死を考えること

 毎日、3時に起きてヨガして、HIITして…瞑想…ブログ書いて…学校に行って…と同じことを繰り返していると、自分が死ぬことなんて忘れてしまいます。

 小説を読むことで、自分が何のために生きていいるのか考えるきっかけとなりました。私は、「家族と楽しく、健康で、成長していく」ということだけを考えて生きています。

 しかし、やっぱり将来のことで不安になったり…無駄遣いじゃない?と思うことにお金を使うこと見たりすると…夫婦で険悪な雰囲気になってしまったりします。

 小説を読みながら、改めて家族と過ごせる当たり前を振り返ることができました。私は、亡くなった人で会いたい人はいません。しかし、10年たったら変わってくるかもしれません。

 幸いなことに、両親も近くで元気に生活しています。しかし、お話の中で突然、病や事故で大事な人がいなくなることをがあることを知ります。「一緒の世界で、生きているのは当たり前ではない」と感じられたことがお話を読んで一番大事にしたいと感じたことです。

自分にとって大事な人

 自分にとって大事な人…普段、当たり前すぎて考えないことがほとんどです。最近、娘が生まれました。息子も元気に生活しています。奥さんには感謝しかありません。両親も自分を支えてくれています。

 自分も含めて、家族が元気に幸せにすごせることが一番の人生のめあてだと思います。こんな毎日を過ごせることに感謝して生活していきたいとお話を読むために感じます。

自分の大事な人と自分のために今日も人生の時間、命の時間を大事に使っていきたいと思います。

まとめ

このお話を通して…

ツナグで考えたこと

・死は突然にやってくる

・大事な人との関わり方

を、見直す機会となりました。

「今を大事にいきること」が両親や奥さん、子供たちへの感謝を示すことになると思います。

朝の読書で改めて元気をもらいました。温かいお話を作ってくださった辻村深月さんに感謝です。

皆様にとっても、今日が充実した日となりますようにm(_ _)m

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