年度末がぐいぐい迫ってきます。
校長先生との期末面談も終了し、自分の1年間の成果と振り返りを行う時期です。
今年は「自律」をテーマに授業研究を取り組んでいました。
しかし、ついつい真面目に授業のことを詰め込みすぎてしまっているところもあり、「笑い」が足りていなかったなぁと反省しているところです。
ついつい、緊張感をもって授業を構成しすぎてしまい、子供が自然に学べていたか…という思いがむくむくとわいてきています。
そこで、家にあったたくさんの書籍から、今日からでもできる授業をほっこりさせる小技をまとめてみました。今日からでも、自分で実践していこうと考えています。
授業にちょっとした笑いがあれば子供たちの学びも定着しやすいと感じているので、何かの参考になればと思います。
友達の良かったところを言い合う
授業の最後に、子供たちでお互いの良かったところを言い合います。子供たちが学校でしか味わえない、「友達と学んでよかったなぁ」や「また、一緒に勉強したいなぁ」と思える機会を作ります。
【流れ】
- T「授業の中で、友達の良かったところを発表します。」
- C「○○さんが、この間よりも話し合い活動の時にたくさん意見を言っていました。ぼくも真似してみたいです。」
- T「それはとっても素敵ですね!」「○○(パパパン)・○○(パパパン)」
名前が出た子も、出ない子もみんなで手をたたきながらコールをしたり、拍手をすることで楽しい雰囲気で授業が終われます。もちろん、チャイムは意識して、絶対に休み時間は浸食しないようにしています。
いきなりジャンケン いきなり3択問題
3月ともなると、単元が終わっていないものに関しては授業が詰め込み式になってしまい、重たい雰囲気になることもあると思います。ちょっと、退屈している子供や、話を聞いていない子に対して、「話を聞く」ことのきっかけを体験させるゲームです。
【いきなりジャンケン】
- 授業の途中で、教師が何も言わずにジャンケンの手をします。(例えばグー)。そして、「全員起立!」と指示します。
- 「今からじゃんけんをします。さっき、顔の前で出していた手の形を出しますね。」
- ジャンケンをします。
- 「勝った人は座りましょう。」この場合、パーを出していた子が座れます。負けた子、あいこの子は立ったままです。
- 「立っている人は、先生の顔を見ていませんでしたね。次は勝てるように、目で話を聞きましょう。」
たまたま、まぐれで勝つ子もいますが、そんなゆとりがクラスにゆったりとした笑いを生みます。
【いきなり クイズ】
- 授業中に教師が「カレー食べたい」と言います。
- その後、「シー。先生は今、何を食べたいといったでしょう。1番カレー、2番ハンバーグ、3番ラーメン。決めた人は顔を伏せましょう。」と言います。
- 顔を伏せたことを確認してから、「自分が決めた番号を指で示して、手をあげましょう。」「せーの!」
- 「正解は1番です。正解だった人は立ちましょう!」
- 「話をよく聞いている人は素敵です!拍手~!!」
クイズをしなくても、話が面白ければ自然に子供はきいているのですが、なかなか私には難しく…ゲームやクイズを取り入れてしまいます…
まとめ
他にもたくさんの小技は先生が10人いれば10通りどころか100通り、1000通りあると思います。
少しずつでもアウトプットして、自分の血肉にしていければと思います。
今日も一日、充実した日になりますように。
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