心がザワザワしているときに読書をすると落ち着きます。
今回は「図解・学問のすすめ/斉藤孝」をおすすめします。
「学問のすすめ」は学ぶことの大切さを再認識するきっかけとなります。
また、「本だけ読んでいてもだめ!」、「実践が大事!」とグググと迫ってくる感じです。
ただ、明治時代の本でちょっととっつきにくいです。
そこで、齋藤孝先生がわかりやすく要約してくれています。
明るく物事をとらえて生きる
福沢諭吉さんはとっても前向きな人だったようです。
頭もすっきり、心もすっきり。
その根底に精神の文化があり、「前に進んでいく」という精神の強さがあったようです。
そして、体も鍛えられていたようです。
今のところ、精神も体もマッチョ系ということですでに気遅れしてしまいそうです…
精神も体もマッチョを目指した上で、「学問」を進めてきます。
しかし、大切なことは勉強するだけでなく、人生の色々なことをお勧めしてくださっています。
「前向きに自分を育てていき、自己形成をしていこう!」という姿勢のようです。
だから、時代を超えて読み継がれているのだなぁと朝から感慨深くなってしまいました。
さて、「学問のすすめ」の全体的なイメージはつかめましたが、その中身とは…
つき合い方
齋藤孝先生は、「学問のすすめ」には、色々なことの付き合い方がまとめてあると要約されています。
ざっくりとまとめると、以下の4つですべて大切だと感じる内容でした。
- 社会:
- 学問:
- 他人:
- 自分
詳しくは原文と比較しながら解説が書かれているので是非、本書を読んでいただきたいものです。
フランクリンが自分を棚卸しをした「13徳」
齋藤孝先生のコラムでフランクリンの13徳というものがまとめられていました。
福沢諭吉さんの内容から少しそれますが、自分は大事にしたいと感じたので紹介しておきます。
【フランクリンの13徳】
- 制約:飽くほど食うなかれ
- 沈黙:自他に益無き事を語るなかれ
- 規律:物はすべてところを定めて置くべし
- 決断:なすべきことをなさんと決心すべし
- 節約:自他に益無き事に金銭を費やすなかれ
- 勤勉:時間を空費するなかれ
- 誠実:いつわりを用いて人を害するなかれ
- 正義:他人の利益を傷つけ、あるいは与えるべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず
- 中庸:極端を避けるべし
- 清潔:身体、衣服、住居に不潔を黙認せず
- 平静:小事、日常茶飯事、避けがたい出来事に平静を失うなかれ
- 純潔:性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行う
- 謙譲:イエスおよび、ソクラテスに見習うべし
勤勉と節約を今週はとくに意識しよう…
やっぱり読書は自分を内省するにもってこいです。
今日も一日、充実した日になりますように。
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