気象予報士試験に合格する方法【2022・第58回】

成長

苦節5年…ついに気象予報士試験に合格しました。

思った以上に時間がかかってしまいました。

このブログを見ている皆さんに同じ苦労をしてほしくないです。

だから、私が5年続けて変化させてきた学習内容を紹介します。

読んでいただいた方の勉強効率が上がることを祈っています。

それでは、これからチャレンジする方、勉強法に困っている方、是非ご確認ください。

はじめに

「独学で合格しました!」と言いたいところですが、なんやかんやで4つの媒体を活用しました。

  1. ユーキャン(全般:6万円強)
  2. オンスクJP(一般知識のみ:7000円強)
  3. 藤田真司の気象予報士塾(実技のみ:6万円強)
  4. めざてん(無料)

今回は、自分で使ってみた感想をレビューします。

正直、3、4がベストだと思います。

学科試験は本を読んでいれば何とか突破できます。

実技試験が本当に大きな壁としてそびえます。

実践してきた勉強の流れを以下紹介します。

きっかけは教材研究(5年前)

小学校5年生の理科では雲の動きや台風の動きなどを教えます。

職員室を見回してみると、空にロマンを感じる人は少ないわけで、当然この単元も不人気です。

そこで「気象予報士の資格」もっていたら、子どもにも職場の同僚にも自慢できるかなぁ…

なんて軽い気持ちで試験内容を調べていきました。

昔から、詰め込み教育されるのは得意でした。

だから、合格率5%だけど、「何とかなるだろう!」という軽い気持ちで、

ユーキャンの通信講座を申し込みました。

そこが地獄の始まりになるとはこの時全く思っていませんでした。

激務で諦めていた(1~2年間)

その後、ユーキャンに6万円程度支払って届いた勉強セットはほこりをかぶることになります

なぜならば…難しいのです…楽しくないのです…

ひたすらわからない知識を詰め込むのは拷問に等しかったです。

しかも、当時、勤務している学校がスーパーハードでした。

日々の家庭訪問や学年会などで全く勉強時間を確保できませんでした。

そうこうしているうちに、2年が過ぎていきました。

ユーキャンのテキストやDVDもどんどん本棚の奥に追い込まれていきます。

当然、通信講座の添削なども全く利用できなかったので本当に無駄な出費となってしまいました。

転勤と共にやる気スイッチオン(3年目)

受験勉強がリスタートされたのは転勤がきっかけでした。

子どもも少し育ち、奥さんの職場復帰も重なりました。

学校のことだけでなく、家のこともしなければいけないと、毎日5時に退勤するようになりました。

そこから、歯車が回り始めます。

家で学校のことはしないと誓ったので、早起きしても筋トレぐらいしかすることがありません。

そこで、恐る恐るユーキャンのテキストを改めて読み出しました。

難しいのですが、頭が2年前ほど疲れていませんでした。

勉強を毎日60分ほど続けていくことができました。

ここで、意を決して受験し、3つの扉のうちの「専門科目」を通過することができました。

残り2つだ!とうれしくなったことが懐かしいです。

更に、ここで、何かきっかけが欲しいと考えました。

そこで、未だ合格できていかった「一般知識」に力を注ぎました。

色々なサービスがありましたが非常に高額で…

一般知識の範囲だけ授業をしているオンスクというサービスに申し込みました。

7000円程度で半年使えるという点が魅力でこの授業動画を毎日、洗濯物を干しながら見ました。

その結果、半年後には「一般知識」も通過することができました。

そびえたつ実技試験の壁(4~5年目)

しかし、順調に見えた試験勉強も大きな壁が立ちふさがります。

正直、これまでの壁は段ボール箱程度に感じるほど、実技試験の壁は偉大でした…

ユーキャンの古いテキストを見ても全くわからないのです…

どうすればクリアできるのか…ここまで来たら高額な塾に入塾するしかないのか…

迷いに迷いました。

結局、実技のみのコースがある藤田真司先生の気象予報士塾で学ぶことを決めました。

大手と異なり個人経営でかなり熱いとネットでコメントされていたのが決め手です。

実際に実技試験コースしか受けておりませんが、結局、1年半受講させていただくこととなりました。

追加の費用も一切なく、入塾してから授業内容の更新などもこまめにされておりました。

ですので、合格できた一つの要因は藤田真司先生の指導のおかげだと感謝しています。

しかし、一つ難点がありました。塾の指導動画だけですと問題数が圧倒的に足りません。

藤田真司先生も動画の中で話されているのですが、

「7~8年分の過去問を完璧に解けるようになれば合格できる」と…

この問題数は年2回×2問×8年=32問の大問を解かなければならい量です。

1問90分の制限時間ですので、解くだけでも…

何周もしないと当然、完璧に解くことなどできませんので、

私は250時間は実技試験の時間に費やしました。

実際に、解いた過去問は写真のように高くそびえたちました。

これが結局、1番の自信となりました。

実際に受験を検討される方はどんどん過去問を解くことをお勧めします。

そして、ここで登場したのがめざてん」です。

北上大先生という方が、個人で運営されているサイトですべて募金から成り立っているサイトでした。

このサイトでは解説動画や過去問などもたくさん用意されていました。

気象予報士試験を独学でされる方はほとんど利用されれていると思います。

解説もとても分かりやすく本当にお世話になりました。

是非、これから勉強を開始される方は活用してみてください。

まとめ

気象予報士試験、合格までの道をまとめてきました。

要領の良い人は1年ぐらいで合格できるのかもしれません。

しかし、教師をしながら受験勉強するのは非常にハードでした。

結局、5年かかってしまいました。

しかし、自分で目標を立てて山を登っていく経験となりました。

この経験は、今後の人生において非常に有益なものとなったと思ます。

是非、これから試験にチャレンジしてみようと思う方は、

まずはめざてん(無料)のサイトを見てみてください。

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