週末、図書館の新刊コーナーに『最強の働き方』/ムギー・キム著があったのでかりてみました。
世界を股にかけて働かれているムギーさんが、面白おかしい文体で77個の仕事の教訓をまとめています。脅威の375ページでしたが、スラスラ読めました。
サブタイトルに、「世界中の上司に怒られ、すごすぎる部下・同僚に学んだ」とあるのですが、たくさんのエピソードを通して、エリートの働き方を解説してくれています。
今回は、教師という立場で最強の働き方を考察していきます。
本要約動画:「最強の働き方」
本要約動画にも上がっていたので、興味のある方は動画を参考にされてみてもよいと思います。
頭のIQ ≠ 仕事のIQ
本書のはじめにも書かれていますが、「頭がいいのと、仕事ができるのは違う…仕事のIQ…」という場面が描かれています。
教師の中でも有名大学を卒業されている勉強とってもできる人のクラスは荒れに荒れて…勉強はあんまりなんだけれど、クラスはとっても落ち着ているなんてこともたくさんあります。
今回、本書を読んでいく中で、どうすれば仕事のIQを自分なりに高めていけるかをまとめました。
できる教師の5箇条
77個の大切なことは、教師という仕事でも大切なことがほとんどでした。ビジネスエリートと一般教師ではステージは全く違うのですべてを真似することはないですが、自分なりに大事にしたいと感じたことは以下の5つです。
【できる教師の5箇条】
- すぐやる
- 整理整頓
- 時間を守る
- 学習習慣
- 人を大切にする
大切なことは、教師も子供たちにとっても同じだと感じました。
1.すぐやる
教師の仕事は授業以外にも職員会の資料や年度末の引継ぎ資料、委員会への報告資料…ため込めば山のように膨らんでいきます。ですので、パスが来ればすぐに簡単に打ち込んで、シュートしちゃった方がいいです。誰かにパスすると対流して淀みます。だからこそ、自分で打てるシュートはつま先だけでもあててまずは打ち込んでみることが大切だと思います。
2.整理整頓
昔は山盛りだった紙の資料が、ペーパレス化ですっきりしてきました。職員室も教室も最低限の紙資料のみであとはすっきりすれば、探す時間が激減しました。教室も使わないものは年度末に一気に捨ててしまうといいと思います。私の教室もだいぶすっきりしてきました。
3.時間を守る
これはとっても大事です。年間を通じて守っていることはチャイムぐらいだと自負できます。チャイムが鳴ったら授業は絶対やめます。また、職員会の資料や報告資料も絶対に期限を守ります。6割の出来でもよいので、事前に管理職にみてもらっておけば、責められることはありません。時間を守らないことこそが最大の信頼失墜行為だと感じています。
4.学習習慣
子供に勉強を進めるなら教師も絶対するべきです。是非、教師2.0を目指して、日々授業の更新であったり、自分のスキルアップに時間を投入することが大事です。最近、育児で学習時間は少し減ってしまいましたが、習慣化しているのでなくなることはないと信じています。背中で語れる親であり、教師でありたいです。
5.人を大切にする
上司、同僚、メンバー、保護者の方、子供たち…そして、家族。自分に関わる全ての人を大切に過ごしたいものです。考え方の齟齬があり、ぎくしゃくしている職員室の雰囲気を潤滑油となるように生活していきたいものです。結果として自分にも返ってきます。自分の人生を豊かにするためにも、人を大切にして生きていきたいものです。
まとめ
朝から、自分が大切にしたい5つのことを改めて見直しました。
【できる教師の5箇条】
- すぐやる
- 整理整頓
- 時間を守る
- 学習習慣
- 人を大切にする
今日は月曜日、改めて、終業式まで頑張ります。
今日も一日、充実した日になりますように。
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