学級崩壊 休職のすすめ

日常

30代前半に、2学期の途中から荒れた学級を受け持つことになりました。6年生だったので「残り半年、みんなで頑張って、良い卒業式にしたい。」と考えた思い出があります。

7月の中頃になぜこんなことを思い出したかというと、1学期の途中から学級が崩れ、子供たちや担任の先生が苦しんでいるところを見てきたからです。きっと全国のどこかの学校でも終業式を目指して、懸命に努力されている先生や子供たちがたくさんいると思います。

自分のことを思い出して、一つだけ言えるとすると、苦しむことだけが生き方ではないと思います。

管理職も含め、みんな「がんばらなくていい。」と思っているはずです。

厳しい書き方ですが、一度、崩れた学級を同じ先生が復活させることは無理だと思います。そんなことができる力のある先生なら、もともと崩れないからです。

1学期に崩れてしまったら、夏休み中に次なる一手を考えることのほうが良いです。私は、後釜で担任業務をすることになりました。しかし、もし、クラスを崩した当事者なら、夏休み中に病休扱いにしてもらって、残りの半年を心安らかに休職する道を選ぶと思います。

そちらのほうが、現場の先生たちも動きやすく、自分自身も落ち着いた生活ができるからです。心を壊してまで、働く必要はないです。「学級が崩れた原因が自分のせいだ。」や「休職すると学年に迷惑がかかる。」なんてことを考える必要ははっきり言ってないです。

1学期の間、毎日、心をすり減らしている人にそこまで言う人は鬼です。

これ以上、心をすり減らしてはいけないです。

去年も、同じ学校の教師が退職されました。

せっかく努力して公務員試験に合格し、子供たちのために努力してきたのに…

一度の学級崩壊で、自分のキャリアを捨てるのはもったいないです。休職して、次の年やり直せばいいのです。だれも、責めません。

ちょっと話はそれますが、「嫌なことをできるだけしないようにしよう。」と考えていました。だから、私も来年は、自分の学校の児童と関係性の低い仕事を手放していこうと考えています。1度しかない自分の人生で、「嫌な仕事をしたり、ずっと苦しむ職環境で働く」ということをする必要は全くないと思い、雑文ですがまとめてました。

このブログを読まれた、学級崩壊で苦しんでいる先生が少しでも休職を考えるきっかけになってほしいと思います。目の前の子供たちを救うのは「頑張る」ことだけではないということを考えてほしいです。

ぜひ、一度、立ち止まって考えてみてください。

今日も一日、充実した日になりますように。

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