レポート結果がとっても遅れて帰ってきましたが、無事合格でした。あとは、在宅で試験を頑張るのみです。この、更新制度がいつまで続くかわかりませんが、忙しい先生の役に少しでも立てればと思います。レポートを貼り付けておきますので、参考までにどうぞ。
- 領域 / 講習名:選択必修/学校教育についての考察
社会のニーズに合わせた学校組織の改善策について考察する。地域とのつながりが薄くなり、ライフスタイルの多様化など子供たちを取り巻く環境は日々変化している。また、子供たちの現状についても「自制心・規範意識の希薄化」「不登校児童の増加」などの問題点がみられる。これらの諸問題に対して学校組織マネジメントは必須となってくる。
現在、勤務する学校園では、子供たちが抱える問題や地域のニーズに応えるために、特色ある教育を推進する組織運営が求められている。学校園の組織力を高めていくためには、2つの協働体制が必要であると考える。それは、①教職員の協働体制の確立と②保護者・地域との協働体制の確立である。
テキストにも紹介されている通り、「協働」という言葉は、「協力して働くこと」を意味している。児童生徒一人一人に寄り添った教育を行うためにも、教師だけでなく保護者・地域社会の理解と連携協力は欠かせない。以下、勤務校で実践、及び計画している取り組みを紹介する。
教職員間の協働体制の確立については、教職員一人一人がもっている能力や専門性を最大限に引き出すために「チーム学校」の考えをもち、主観教諭を中心に授業交換や職員研修を充実させている。コロナウイルスの感染対策もあるので大規模には実施できないが、自校を中心に授業研究も盛んに行われている。若手教師だけが授業公開を行うのではなく、全職員が簡単に作成された指導案(A41枚程度)をもとに授業公開を行っている。
保護者・地域社会との協働態勢については、「教育連携をはかり、成果を上げる。」というメッセージを学校だよりやホームページで発信を続けている。学校行事も幼稚園・小学校・中学校が連携協力して信頼関係の構築をはかり、保護者や地域が児童生徒の成長目標を共有して教育にあたっている。今年度よりクラブ活動などについてもボランティアを募集し、学校現場の取組を情報公開していくことにも力を注いでいる。
以上のように、学校・保護者・地域の協働態勢を確立、向上させていくことで、社会のニーズに対応していけると考える。これからも安定した協働態勢の確立を目指し、教師としての職務を果たしていきたい。
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