5年生「電流と電磁石」の授業を昨日、実施しました。
理科の導入を色々なサイトや本で調べた中で、子供たちの生活とよく関連しているものがあったので紹介します。
理科は準備が大変で、そもそも教師自体が苦手意識がある単元です。
しかし、ちょっとした工夫で子供たちの食いつきも大きく変わってくることがあるのも事実です。
昨日、やってみた感覚としては、子供たちの学んでいきたいレベルはとっても高まっていました。
準備はちょっとですので、ぜひ参考にしていただければと思います。
校門を使った導入
どの学校にもある校門に電磁石が活用されています。
子供たちが毎日通っている校門にも身近なものが活用されています。
その後、教室に戻って、理科室に放置されていた電磁石を子供たちに見せました。
安全にも配慮しながら綱引きのようなことをして、やんちゃ君たちも大活躍でした。
その後、学年で購入している「お掃除ロボ」の実験キットを配りました。
実験キットを渡す前に…
キットに名前を書きます。しかし、キットを渡すときにも一工夫しました。
私が勤務する自治体の学力テストは「理科」が非常に弱く・・・
知識面だけでも定着させようと必死です。
そこで、教科書に載っている以下の内容をノートにまとめ、きちんと覚えられた人から、キットを渡しました。
コイル:導線を同じ向きに何回もまいたもの
電磁石:コイルに鉄心を入れ、電流を流すと鉄心が鉄を引きつけるようになるもの。
その後、無事に覚えた子供たちからキットを手渡しして、名前を書いていきました。
次回は、自分たちで電磁石を作って、問題づくりを行っていきます。
準備物
・理科室に転がっている大きい電磁石
・校門まで散歩する時間
授業の感想
児童のふりかえりに、「電磁石がどんなことに使われているのか調べたい」というものがありました。
導入で身近な校門のカギに使われていることを知ることで、生活と関連付けて授業ができたと思います。
理科が生活と関連していることを実感できることがなかなかできていないことが多いので、良い導入になったのではないかと感じました。
今日も一日、充実した日になりますように。
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