【学校の裏側】小学校 担任の決め方 

日常

今年もこの季節がやってきました。学年希望調査の時期です。

先生になるまでは、考えたことがなかったことです。

「先生たちも何年生を教えたいですか?」と希望調査があります。

今回は、どんな風に学年や担任が決まっていくのか、わかる範囲でまとめていきたいです。

そして、希望調査を出すときに大事にしていることもまとめました。

学年を決めているのは…

希望調査はどこまで受け入れられるかわかりませんが、

学年を決めているのは校長先生です。

その1年、どんなことが起きても最終的な責任を取るのは校長先生ですので、

当たり前といえば当たり前です。

ただ、校長先生によって多少の特徴があるので、ちょっと学年主任に相談したりなどはあるようです。

いつ決まるのか…

学校によっても違いますが、基本的には4月1日です。

個人的にはもっと早く教えてくれれば4月にドタバタせずに準備ができるのに…と毎年、感じています。

昔からの慣習で働き方が改善されない小学校あるあるだとも思います。

今後、改善されていくと期待しています。

ちなみに、クラス分けも同じように確定するのは4月1日以降です。

新担任団が最終チェックをしてから、担任や子供同士の相性を確認して確定します。

保護者の要望は…

ちなみにクラス分けに関してはここだけの話、保護者の方の要望もできる限り考慮するようにしています。

ただ、希望を受ける側としては、「○○さんと同じクラスに…」というものよりも、「△△さんとだけは、ちがうクラスにしてください」というものの方が希望を叶えやすいと感じています。

相性のわるい保護者の方同士が同じクラスになると、それが子供にも伝播して本当に大変になりますので希望はできるだけ聞くようにしています。それが、自分たちを守ることにもなりますので…

運動能力、学習の成績、配慮が必要な子供たち…など考慮すべきことはたくさんありますが、偏りのないようにがクラス決めは行われています。

担任に関しても「○○先生だけはやめてください…」と学校に伝えておくと、おそらく願いはかないやすいと思います。校長先生もわざわざクレームが上がることを覚悟して、学級担任をさせるメリットがないからです。

担任の希望は…

冒頭でも書きましたが、だいたい2月上旬ぐらいから何年生を担任したいのか希望調査があります。

教科担任制の導入などもスタートするので高学年の大変さは改善されるかもしれませんが、やはり行事が多いので5・6年生の担任は業務量としては多くなる傾向があります。また、1年生の担任は子供たちの初期値がわからない状況で、学びの土台作りを任されるので難しいイメージがあります。

逆に学校生活に落ち着いてくる2・3・4年生の担任は比較的、業務量は軽減されるので授業以外の公務が割り当てられることが多くなる傾向があります。

私自身は、高学年を担当することが多く、これからもコミュニケーションがとりやすい高学年を希望していきたいです。

中には、「一任」という、「校長先生にお任せします!」と記載することもありました。

しかし、私は、今年から「一任」はやめようと思います。

たくさんの書籍を読む中で、自分の人生にもっと責任をもちたくなったからです。

自分が希望したのであれば、学級でトラブルがあったときも自分にベクトルを向けられます。

しかし、人に任せて何かあったときに、言い訳できてしまいます。

だからこそ、私は「一任」から卒業したいと思います。

今日は、このことが書きたくて、自分を追い込むためにブログを書きました。

「自分の人生に責任をもつ」

来年、1年もよい1年としたいものです。

今日も一日、充実した日になりますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました