学級崩壊を経験したことがある先生はどれだけいるんだろうか?
担任はもちろんしんどいが、その学級の子供たち、保護者、周りの教師…みんなしんどいです。
日本人はまじめすぎるので、崩壊してからも何かできるはずだと、あの手この手を打とうします。
しかし、基本的には一度、傾くとなおせないのが現状だと思います。
そこから復活できる力があれば、そもそも学級崩壊は起きません。
今朝、仕事の進め方を考えていたのですが、そもそも学校の先生が仕事をしすぎなんだと改めて感じていました。学級崩壊していて学校に行くのもしんどい先生は、クラスをほっぽり出して病院に行ったほうがいいんです。まずは、自分の体をいたわらないと、心が壊れてしまいます。
逃げるが勝ち
心も体もボロボロになりながら、新しい一手を考えたりしても効果が薄いです。
「私の代わりの人なんていない。」「無責任だ。」なんて思わなくても大丈夫です。1人に依存しすぎて学校が運営されていることが問題なんです。「もう、しんどい!」っとなったら、いったん逃げてみることが本当におすすめです。
そうすれば、新しい人が来て、何か変わるかもしれません。子どもも幸せ、組織も幸せ、自分も幸せです。責任感が強すぎる人が教師には多いですが、そんな責任感は捨ててしまって、みんなで子供たちを支援していくほうがみんな幸せになります。
わたしも、2学期の途中から副担任のような形で支援に入りました。担任の先生は不在でしたが、はっきりいって、担任がいないほうがスムーズにすすみました。担任の先生の心も落ち着くし、子供たちも落ち着きます。もちろんすべてがうまくいくわけはないですが、だれが支援するかなんて担任が悩むことではないです。管理職に協力してもらい、しんどい状況を伝えることがとても大切だと感じたことを思い出しました。
私は、今、学級崩壊もなく、毎日のほほんと過ごしています。しかし、学校の仕事以外の夏休みの作品展の仕事でちょっと苦しんでいます。だから、今から、「仕事が多すぎてうまくまわりません。」と委員会の責任者の人にジャブを打っておこうと思います。
いきなり逃げてもいいですが、「ちゃんと事前に言ってましたよ!」といえるように記録を残しながら気のすすまない業務をこなしていきます。もう無理なら、はっきり無理と伝えよう。
朝、6時から学校の仕事に着手しようとしている状態がすでにブラック企業状態なんですから、きっと伝わると考えています。だれもできない状態をきちんと周りが認識してから仕事をしないと、「いい人。」で終わって、結局評価されないと考えています。
できることをきっちり伝えて、今日も充実した1日にしていきます。
コメント