気象予報士試験合格を向けて3年が経ちました。
そして、先日、第56回の結果が届きました。緊張しながら結果のはがきを開くと…
しっかりと…不合格でした。
落ち込む暇もなく、次回の57回目の試験に向けて切り替えていきます。
実は、そろそろ合格できそうな基準まで来ているのを自分でも実感しています。
だからそこまで焦っていません。3年間という勉強が自分を成長させています。
遠回りはしましたが自分なりの勉強法を確立したので、きっと次回は合格の報告ができると思います。
それでは、3年間の学習の流れと今後の展開について紹介します。
1年目:停滞期
「誰かに教わるのが早い!」と思ってユーキャンの通信講座を受講。
しかし、勤務校が忙しすぎたのと、頑張れば仕事が評価されると勘違いしていたので、まったく勉強時間を確保できず時間だけが過ぎていきました。当然、試験を受けても受験料の無駄という状になっていた1年目です。
通信講座の添削なども全く利用できずに、6万円の授業料だけを支払って1年間が過ぎていきました…
やみくもに過去問を空いた時間に取り組んでいました。一般も専門の勉強もまばらに…当然、ゴールが見えていませんので試験のスタートラインにするら立つこともできませんでした。
今考えれば、時間の確保という基本的なことができていませんでした。
よくある話ですが、「何かを始める時は、やめることを先に決める。」ということに気が付いた1年目でした。
1年目の最後、運よく予報業務に関する専門知識試験の部分だけ合格しました。
2年目:上昇期
勤務校の移動と共に、自宅で学校の仕事をしないことを決めました。
毎日、2時間程度、授業研究という残業をしていたのですが、それを0にしました。
そして、その2時間を過去問を解いていく時間にあてました。
また、ユーキャンの教科書と過去問だけが手元にある状態でしたので、このままでは、実技の壁が登れないと感じ、新たな1手を投入しました。
それが、藤田真司の気象予報士塾に入塾しました。
ここから、知識が明らかに定着しました。専門外の気象用語をわかりやすく伝えてくれるので吸収率が明らかによくなりました。私が受講したのは実技だけ(60,000円)でしたが、1年目から知っていたら、迷わず全てのコースを受講していたと思います。なによりも、受講保証が果てしないのでありがたいです。
実技コースは過去問に対してひたすら解説をしてくださるのですが、途中、一般&専門知識のことについても補足があるのでありがたかったです。
また、実践不足な感じがあったので模試にも挑戦しました。
(株)ウェザーマップが主催している模試と講座を受講しました。合計25,000円でしたが、個人的には実践的な感覚&いつもと違う解説で新しい情報も得ることができたので良かったです。正直、1回でいいかなぁとも感じています。お小遣いも限られていますので( ;∀;)
2年目の終わりを迎える、先日の試験は手ごたえを感じつつも、まだまだ実践不足な感じがあったので結果を受け入れることができました。
3年目:突破期
現在となりました。勉強と共に1日がスタートする状況となっています。先日、気象予報士&1級建築士の資格を取得されている「えのさん」のブログを今は参考にしています。
そこで、私は残りの120日弱、後悔なくすごすことを決意しました。
様々な方が合格には過去問を解くしかないと書かれています。そこで私は、過去問10年分(10×2×2=40問)を3周することを自分の目標にしました。そうすれば120日です。毎日積み重ねた時間を自信に変え5回目の試験に挑戦しようと思います。
藤田先生の問題集だけですと、13問しかありませんので…これから増えると思いますが、補足分は気象予報士センターが発行している過去問(無料)と…めざてんのサイト(無料)がとてもおすすめです。
無料でここまでしてくれるなんて…本当に感謝です。要領のいい方ならこのサイトで学ばれるだけでも合格基準を突破されると思います。それぐらい良質な情報が集まっているので出会えて本当に良かったっともいます。
まとめ
ここまで3年間勉強をしてきました。ここにきて、ようやくベストな勉強方法を見出しました。
この2つに時間を確保して取り組むことでしか合格はできないと思います。あまりのハードさに心が折れそうになることも多々ありました。しかし、自分の実力向上が過去問を解くことで目に見えて成長実感を得ることができるので、今では変態的に楽しくなってきています。
何かに取り組むって何歳になっても楽しいものです。
今回の記事が、誰かの何かをスタートするきっかけになれば幸いです。
今日も一日、充実した日になりますように。
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