【日本人なら読むべき】2021年 おすすめの1冊

日常

年間300冊以上は本を読むのですが、昨日、今年の一押し本と出会いました。

人生と財産~私の財産告白~/本多静六です。

図書館で受け取るのを迷うぐらい非常に渋い感じの本でしたが、読み応え抜群です。本当に読んでよかったです。(kindleで無料で読めるらしいです( ;∀;))

色々な本に引用されていたので借りてみました。無骨な感じの表紙とはうらはらに、中身はとっても読みやすく静六さんが語りかけてくるような文体でした。

85歳で亡くなられた方ですが、普通の人が財産を気づくための基本的な実践方法、人生設計方法がまとめられています。他の億万長者系の本と比べるとはるかに再現性が高いと感じました。世間知らずの小学校教諭でもマネできる内容になっています。

学級づくりも大切ですが、自分の人生づくりも大切です。

簡単に本の内容をまとめていきます。

人生と財産~私の財産告白~/本多静六

[要約]心に残ったキーワード

①4分の1貯金法

②貸すな、借りるなの戒律

③人生即努力、努力即幸福

静六さんは、ひどい貧乏生活の少年時代から、努力と投資で莫大な財を築かれ、その財を寄付されたという豪胆な生き方をされています。個人的に真似できるところはTTP(徹底的にパクる)させていただきます。

①4分の1貯金法

あらゆる通常収入に関して、4分の1を天引きで貯金することを指します。バビロン大富豪の教えでも収入の10%を貯蓄するとなっていましたが、その上を実践されています。手取りが少なかった25歳ぐらいのときは、月末はごま塩ご飯を食べて実行されたようです。安易に生活レベルを上げないことも自分の価値観と共通していて共感がもてるものです。

さらに静六さんのすごいところは、臨時収入は100%貯蓄するとのことでした、本書にも掲載されていますが、方程式に置き換えると…

 貯金 = 通常収入×1/4 + 臨時収入×10/10

となります。

静六さんも大学で働きながら給料をもらうという勤務体系でした。教師とほとんど変わりません。だから、派手な生活をしなければ、私はできると思まいます。コロナウイルスの影響で出費もかなり抑えることができるようになりました。今後、コロナウイルスが落ち着き、世間が「リベンジ消費!」となっても、自分のゴールを見据えている賢人となれば実現できるはずです。

影響を受けやすいタイプですので、ブログを書きながら給与天引き額を引き上げました。

現在、手取り32万円のうち、13.5万(IDCO1.2万、積み立てNISA3.3万、楽天カード積み立て5万、給与天引き貯金4万)まで貯蓄しています。42%となるので静六さんも驚きの数字になっているはずです(^^♪ ※我が家は奥さんの収入は別と考えて運営しています。この調子で今年どこまで蓄財できるかわくわくしています。

②貸すな、借りるなの戒律

こちらは、言わずもがなですね。借りても貸してもお互いの為にはなりません。我が家はマイホームを購入しているのでローンを組んでしまっています。過去に戻れるなら、ローンなんて組ませないのですが、もう借りてしまっていますのでこれ以上は絶対に借金をしないようにしようと心に決めています。借金をするということは自分の身の丈に合っていない証拠です。身の丈に合った生活をしていればお金に困ることはないはずです。

そして、身の丈に合った生活を続けることで蓄財ができても人に貸すのはやめておいた方がよいとも青六さんは書かれています。一度貸したら、また貸してということになります。決してその人を助けることにならないです。他の人からも「あげる方がまし」とよく聞きますね。だから私は、借りないし、貸さないと改めて決めました。

③人生即努力、努力即幸福

この言葉が静六さんの生き方すべてを物語っています。極貧な状況から努力を重ねて、大学で学び、「日本の公園の父」とまで呼ばれた静六さんです。仕事道楽化という大看板を引っ提げて正しい努力を続けていくことで人生計画を練られています。詳しくは是非、本書を読んでいただきたいのですが、朝から幸せな気持ちになりました。静六さんぐらい仕事を楽しんで、努力していくことが本当に人生を豊かにしていくのだと思います。

本を振り返ってみると、当たり前のことが当たり前に書かれています。

しかし、だからこそ難しいですよね。

当たり前のことを当たり前にすることが難しいです。

子供たちが学校に当たり前に登校して…

当たり前に授業を受けて…

当たり前に帰っていく。

そんな当たり前ができていない学校が日本中にあるわけです。

コロナウイルスで登校できるかどうかもわからず、リモート授業となるかもわからず…

当たり前を実現するために、教師は努力を続けるのみですね。

最後、ぐちゃぐちゃと書いてしまいましたが、

一人で背負わず、正しい努力を続け、幸福になりたいと改めて感じました。

もうすぐ、新学期。

本多静六さんの言う通りに職業道楽化とできるように、精進したいものです。

皆さんにとっても、今日が充実した日となりますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました